既製のものとは大違い!精密印象なら個人トレー・個歯トレーを使おう!!

どうもSansanです。

今回はトレーについて考えていきましょう。

日々の診療で印象は行われると思います。

特に既製トレーを使う頻度が多いと思います。

ただ、やっぱり使えるならその人に合った個人トレーを使いたいですよね。

個人トレーを使う理由としては

  • 印象圧が高まること
  • 印象体の変形が少ないこと

があげられると思います。

それでは解説していきたいと思います。

トレーの種類と違い

印象するときのトレーは既製トレー・個人トレー・個歯トレーあります。

ここでは網トレーとかリムロックとかゴーギャンなどトレーの形の違いは省きます。

既製トレー以外の個人トレー・個歯トレーは即重レジンを使って作る。

既製トレーと個人トレー・個歯トレーの違いとしては印象するものとトレーまでの隙間が違います。

隙間は既製トレーが一番大きくて、既製>個人>個歯の順で小さくなります。

個人トレー・個歯トレーのメリット

印象圧が強い

隙間少なくなれば少なくなるほど、印象圧が上がります。

印象圧が上がることで細部まで印象をきれいに取れることがあります。

印象材が少ないので変形が少ない

印象材は使った印象材の厚みの分収縮しますので、厚みが少ないほうが変形が少ないです。

特に個歯トレーは修正するくらいしか印象材を使わないのでもっとも変形は少ないと考えます。

さらにいうと、光学印象でも取れない縁下のマージンも印象することが可能です。

個人トレー・個歯トレーのデメリット

トレーを作る必要がある

個人トレー・個歯トレーはトレーは手間がかかります。

個人トレー・個歯トレーを使うまでに、

概形印象→概形模型→リリーフ→即重レジンでトレー製作

と手間がかかりますねぇ~

個歯トレーの位置がずれる

個歯トレーと個人トレーを組み合わせて取り込み印象するとなると大変です。

多数歯印象の時は個歯トレーがずれないように固定する必要がある。

私は鋳造用のプラスチックパターンのバーを利用して、

パターンレジンで個歯トレー同士を固定していました。

まとめ

トレーの種類と違い

  • 既製トレー
  • 個人トレー
  • 個歯トレー

違い:印象するものとトレーまでの隙間が既製>個人>個歯の順で少なる

個人トレー・個歯トレーのメリット

  • 印象圧が強い
  • 印象が少ないので変形がすくない

個人トレー・個歯トレーのデメリット

  • トレーを作る必要がある
  • 個歯トレーの位置がずれる

以上になります。

私は印象が苦手なのでブリッジなどの時気泡を入れたくない時は個歯トレーを使うことがありました。

しかし、多くは個人トレーがほとんどです。

精密印象する際は予算が許すせば、積極的に個人トレーを使っていきましょう。

この記事が参考になれば幸いです。

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