診療報酬改定に光学印象が入りました

どうもSansanです。

自己紹介

診療報酬改定が6月から始まります。

改定内容に「光学印象」が入りました、内容について確認していきましょう。

光学印象

口腔内スキャナーを使って直接法により印象採得および咬合採得を行った場合に製作物ごとに算定する。

施設基準の届出が必要

光学印象を行うには厚生労働省へ届出が必要が必要になります。

制作物ごと100点(印象採得と咬合採得を含む)

インレー1つに対して100点になります。

今まで通り複数印象した場合、印象した分だけ算定できます。

100点には従来の咬合採得の点数も含まれます。

(従来:連合印象64+咬合採得18=82点)

CADインレーのみ

今はまだインレーのみです。

クラウンの印象も時間の問題ですね。

光学印象歯科技工士連携加算50点(対面のみ、1日1回)

技工士さんに咬合関係や口腔内の確認をしてもらうことができます。

ただし、Webカメラで見てもらうのはだめです。

まとめ

診療報酬改定で追加された光学印象について確認していきました。

特徴は

  • 施設基準の届出が必要
  • 制作物ごと100点(印象採得と咬合採得を含む)
  • CADインレーのみ
  • 光学印象歯科技工士連携加算50点(対面のみ、1日1回)

になります。

光学印象になることで、印象材による変形・模型による変形がなくなります。

精度が上がりますが、硬質レジンなので強度・経年劣化が心配ですね。

また、インレーのみ適応なので物足りなさがあります。

今後クラウンも光学印象できるようなるのを待つしかありませんね。

以上になります。

この記事が参考になれば幸いです。

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