歯肉圧排で補綴物の精度を上げる!!

どうもSansanです。

歯肉圧排やっていますか?

縁下形成を行う際は必ず必要になります。

保険診療を行う際は時間が足りないかもしれませんが、それは技術でカバーしましょう。

ジンパックを行うことで

「補綴物・修復物のクオリティが上がります」

なので必ず行いましょう。

ジンパックの目的

滲出液の予防

糸が滲出液を止めてくれます。

また、滲出液を止めるために薬剤を使います。

歯肉の圧排

糸により歯肉を排除します。

ジンパックを利用するメリット3選

縁下形成の目安にできる

ジンパック挿入する深さはイコールポケットの深さになります。

重度歯周病の場合、かなり深くまで挿入できます。

しかし、それは清掃不良の原因になります。

歯肉除去などの指標にします。

テックが作りやすくなる

歯肉が排除されることでマージンを明確にできます。

印象までにテックでサブジンジバルカントゥアを整えることもできます。

印象がとりやすい

滲出液、歯肉排除することで、印象の精度を上げることができます。

マージンの明確化は補綴物の精度の要です。

強く歯肉圧排をしたい場合は2重圧排法を行いましょう。

まとめ

ジンパックの目的

  • 滲出液の予防
  • 歯肉の圧排

ジンパックのメリット

  • 縁下形成の目安にできる
  • テックが作りやすくなる
  • 印象がとりやすくなる

ジンパックをやることは面倒です。

特に大臼歯などはジンパックを入れにくく時間がかかりやすいです。

ジンパックが入れづらいのは炎症が起きていることもあります。

P状態の判断にもなりますので、ぜひジンパックを使いましょう。

この記事が参考になれば幸いです。

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